2010年7月13日
8/9(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
8/9(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
吉田 佐恵子さんです。(札幌在住)
私が「おたる案内人」の資格を取ろう思ったきっかけは、観光ガイドとして道内一円、お客様をエスコートして巡っていたからです。私が対応するお客様は道内を巡る拠点として札幌に宿泊することが多く旅の中に小樽観光が必ずといっても良いほど入っています。私は8年間ほど小樽に住んでいたこともあり、この街への思い入れもありました。観光ガイドは北海道のあらゆることにおいて広い知識を要します。農業・漁業・花・自然・動物・食・経済など最初は広く浅い知識です。それを掘り下げ学ぶきっかけがこのおたる案内人でもありました。
2005年頃からはシンガポール・香港・台湾・オーストラリアからの富裕層の家族旅行に同行する機会が多くあり日本の文化や北海道の文化、歴史・民族などに興味を示され特に食や体験の要望は多岐にわたっています。そう言った意味では、小樽は目の前が日本海という利点をフルに活かし前浜であがった食材をすぐに提供できます。海外の方達もお寿司には多くに方が興味を持ち食べたいとおっしゃいます。
ただ、食べられるものなどに要望も多くそんなお客様の「ほしいものをほしい型」で提供してくれるお店などが小樽にはあるのです。私が良くお客様をお連れするお寿司屋さんやおみやげ物屋さんガラス工房などもお客様を一番に考えて下さるお店です。海外からのお客様は、その日の要望がすぐに変わることもあります。日本人の私たちは予約は約束事と思いますが、海外の方は、そうではありません。キャンセルも普通のことなのです。これからもっと沢山の海外からのお客様がこの小樽にもいらっしゃることと思います。この文化の違いを受けとめる器も必要となって来ると思います。
歴史の古い小樽の街には職人さんも沢山おられます。和菓子づくりや握りずしなどもっと気軽に体験できる施設がオープンであると良いなあと思います。また私がこの場所を選んだのは私がガイドになり市内定期観光に乗務し道外からのお客様をお連れするようになった頃北一硝子三号館の横はバスの駐車場で調度、以前FMおたるさんがあった場所です。小樽でポートフェスティバルという若者中心のお祭りが開催されはじめたのもこの時期です。いわば私のガイドの原点がこの場所にあるのです。小樽は古くから情に支えられた街ですがこれからもホスピタリティをさり気なく出来る街であり続けてほしいと思います。