2010年9月16日
9/27(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
9/27(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
今野 茂代さん(小樽商科大学 ビジネス創造センター)です。
生まれは札幌ですが、物心ついたころには小樽に住んでいました。大学入学で札幌へ移りましたが、就職で戻ってきました。
古い建物や町並みが好きで、小樽の景観・まちづくりを考える「小樽再生フォーラム」に参加し、『小樽の建築探訪』(1995年 北海道新聞社刊)、『小樽たてもの散歩』(2009年 小樽再生フォーラム刊)の編集・執筆にも関わりました。おたる案内人受検のきっかけは、建物以外にどれくらい小樽のことを知っているか試したかったからです。
また、勤務している小樽商科大学では地域貢献が重視されており、小樽への関心が高いことも一因でした。地域貢献の一つとして、昨年から正規授業となった「商大生が小樽の活性化について本気(マジ)で考えるプロジェクト」(通称「マジプロ」)、附属図書館の一般開放などがあります。
受検にあたって、好きだった歴史的建造物以外にも小樽の全体像について勉強できたのが、何よりの収穫でした。また、案内人の特典で市内の主要な施設に入場できることは、とてもありがたいことです。企画展などにも気軽に立ち寄りって、新しいものに出会うこと、知識をリフレッシュできることが楽しみです。
思い入れのある場所は数多くありますが、小樽市民センターのマリンホールを選ばせていただきました。
マリンホールは開館した1995年からよく利用しています。聴衆・観衆・裏方スタッフ・合唱の一員として。
マリンホールでクラシック音楽のコンサートを主催する市民グループ「アプローズ453」があります。私は97年の結成時から参加しています。453とは、マリンホールの座席数です。主催コンサートはこれまで30回以上。自分たちが聴きたい音楽を、他の方達にも楽しんでいただきたいという思いで活動しています。
このホールの特徴は、音響の素晴らしさです。演奏者にも好評で、ここで録音したCDを発売されている方もいらっしゃいます。
「アプローズ453」では、10月9日(土)15:00から「高橋聖純フルートリサイタル with 明上山貴代」を開催します。是非多くの方に聴きに来ていただきたいと思っています。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://453otaru.net/
小樽でもう一つ思い入れがあるところを上げるとすると、旧岡崎家能舞台です。切り戸口、見所が整備され、本来の能楽のための舞台という使われ方がもっと盛んなればと思います。そのために「旧岡崎家能舞台を生かす会」のメンバーとして活動しています。「旧岡崎家能舞台を生かす会」についてはこちらをご覧下さい。http://kagamiita.cocolog-nifty.com/
マリンホールや旧岡崎家能舞台などの施設が正しく活用されて、もっと小樽から文化の発信が盛んになることを願っています。